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光回線の選び方

ファイバインターネット
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光回線を選ぶときに注意しないといけないのは、物理的な回線自体を提供してくれるキャリアと、回線をインターネットとして使えるようにしてくれるプロバイダ、そしてそれらの組み合わせを気にする必要があります。ご家庭の窓から外を眺めると電柱・・が見えませんか?景観対策などがされていない普通の街だと、たぶん2種類見えると思います。少し高めの電力系の電柱と、低めの通信系の電柱です。日本の端っこの街に旅した時に泊まる宿で、電気が点かないことはないと思います。それにその宿に電話をして予約を取られたのではないですか?そうなんです。電気と電話のケーブルは日本の津々浦々まで張り巡らされているのです。そこでまず物理的な回線を見てみると、光回線自体には大きく2種類あります。もし読んでいられない方は下の方のお勧め光インターネットまで飛んでいただければすぐに選び始めることができます。

光回線種別

独自回線

独自回線でよく知られている回線として電力会社や鉄道会社があります。これらの会社が自社のサービスのために持っている独自の光回線を使用してご自宅とプロバイダを結んでくれる回線です。

NTT回線

独自回線以外はほぼ全てNTTの光回線ということができます。NTTがまだ電電公社と言われていた時代には国内通信の独占企業であったことから東西NTTに分割された今でも日本中に光回線を持っています。これらの光ファイバーのうち、どこかに接続されて使用されているものをライトファイバー、どこにもつながっておらず未使用のものをダークファイバーと呼んでいます。

さて、これらの回線を使えるようにしてくれるプロバイダの数を数えると国内登録のプロバイダだけでも700弱あります。これらのプロバイダは、一般的な会社に対してデータセンターを運営するプロバイダの場合もありますし、一般のプロバイダを顧客とする、いわば上位プロバイダである場合もありますし、レンタルサーバを運営するプロバイダもあります。勿論我々が一番お世話になっている一般家庭に対してインターネット接続を提供してくれるプロバイダもあります。この我々にインターネット接続を提供してくれるプロバイダをインターネットサービスプロバイダといい、ISPと略して呼ばれます。ISPにはそれぞれのISPごとの特色があり、通常街の電気屋さんで”インターネット欲しいんですけど?”とお願いすると、このプロバイダの違いを説明してくれます。ISPがどの回線をどのように使用するかによって、光インターネット回線は大きく4種類に分類することができます。

光インターネットのお勧め順

そして、某グローバル企業でネットワーク管理者を20年弱してきた私は、次の順番で検討するのをお勧めしたいと思います。契約時の割引やサービス、毎月のランニングコストも大切な要素ですが、契約してからストレスなく快適に動いてくれる方がはるかに大切なことです。現在すでに光回線をお使いの皆さんも、現在お使いになっている光インターネットが正しく最適に動いているという確証はありますか?NetFlixが快適に途切れずに見えていますか?光インターネットに限らず、WiMAXや5G回線を使った無線インターネットを楽しんでおられるという皆さんも今のインターネット接続に満足されていますか?もし、そうでない場合は一度最適の回線に乗り換えてみてはいかがでしょう?特に無線を使ったインターネットの場合、物理的な工事がない分非常にお手軽なのですが、電波はあちこちで干渉が起きますし、プロバイダからレンタルしている機材を10cm動かしただけで動画がよく見えるようになったり、逆にカクカク止まる様になったりと、電波を使用している性質上仕方のない劣化もあり得ます。

独自系回線

独自回線の特徴として、NTTの光ケーブルの様に全国展開していないことがほとんどです。ですのでよくない見方をすれば、一部の地域にしかサービスを提供していない小さな光回線網ともいうことができますが、逆に良い見方をすると、地域に密着したサービスを提供することができるともいうことができます。例えば、関西にお住まいの方でしたら関西電力の光ケーブルが使えるでしょうし、四国にお住いの場合は四国電力の光ケーブルが使えるでしょう。鉄道会社の光回線も鉄道の線路沿線では独自回線を提供しているはずですが、残念なことに鉄道会社の電柱は鉄道線路の脇でしか見ないのです。これでは契約数が少なくなるので、少し離れたところに対しては、NTT回線を使った光コラボ系に分類できることもあります。いずれにしても、独自回線を使う上では比較的小さなエリアに対してサービスを提供することができるので、ネットワークが混雑する要因もほとんどありません。そして、この形態の光回線の場合、キャリアとプロバイダが同じ会社であることがほとんどです。そしてこれこそが我々ネットワーク管理者の目から見て大切なことなのです。NTTもキャリアと同時にプロバイダもできそうに思えますが、実はこれができないようになっています。NTT法という決め事があって、これによりNTTは実質プロバイダとしての活動ができないようにされています。理由は簡単で、独自回線系と同じようにキャリアとプロバイダが同じであれば、NTT回線のプロバイダはNTTばかりになってしまいます。これを避けるために、できないようになっています。いろいろなプロバイダ間での公正な競争が行えるようにするためだそうです。このNTT法は、あまりにもNTTに不利であるということと、国際的なサービスの提供を見据えて今でも議論があります。独自回線系光回線を始めとして主要電力会社のサービスエリア別にみてゆきたいと思います。

北海道電力

北海道にお住まいの方は北海道電力のサービスエリアとなっていますが、残念ながら電力会社の光回線は一般の方々に解放されていないようで、光ファイバーの芯線を別企業に貸すということをしているようです。また、北海道のプロバイダがフレッツ回線を使用してインターネット接続を一般家庭に提供しているようです。ですので、北海道で独自回線は使用することはできず、次のダークファイバー系回線での選択へ進んでください。

東北電力

東北電力のサービスエリアは青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、新潟県そして福島県の7県です。この7県では残念ながら電力系の回線の一般利用はされていないようです。次のダークファイバー系回線での選択へ進んでください。

東京電力

東京電力は元々TEPCO光という独自回線によるインターネット接続を、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県、埼玉県、山梨県、東京都、神奈川県そして静岡県東部の一般家庭に提供していたのですが、このサービスをやめた後はNTTのIPoE回線を使用したインターネットサービスを東京電力グループのPinTから提供するようになりました。IPoEは古典的なIPv4ネットワークではなくIPv6ネットワークを使用したインターネットサービスなので、普通のフレッツ光とは異なり、ネットワークの込み具合はずっとましなのですが、IPv6ネットワークからIPv4のサイトを閲覧する場合は結局IPv4ネットワークを経由することになります。東京のオフィスでIPoE回線を使用したことがありますが、悪い印象はなかったです。というのも、パソコンがIPv6アドレスを持っていると、IPv4より優先して使用されることと、IPv4とIPv6アドレスの両方持っているサイトも相当数増えてきているので、IPv4アドレスのみのサイトへのアクセスが減ってきているというのが大きな理由と思われます。一般家庭と企業で異なるのかもしれませんが、分類的にはダークファイバー系になると思います。東京電力管内の方は次のダークファイバー系回線での選択へ進むか、この回線を試してみてください。

中部電力

中部地方にお住いの皆さん、お待たせしました。中部電力のサービスエリアは愛知県、長野県、三重県北部、静岡県西部そして岐阜県のほとんどのエリアです。そして、中部電力からはこの5県に対してコミュファ光という独自光回線を提供しています。この5県にお住まいの方はまずこちらからお確かめください。

ご注意いただきたいのは、コミュファ光では独自回線系とダークファイバー系が併用されています。プロバイダがコミュファとなっていた場合に独自回線となるはずで、それ以外のプロバイダである場合はダークファイバー系となるはずです。みんなのネット回線速度でコミュファ光を調べてみると、プロバイダがコミュファの場合は他のプロバイダの場合より2倍程度よい数値が出ています。勿論回線速度が入り乱れているので一概には判断できない数字ですが、参考にはなると思います。残念ながらコミュファ光の独自回線のサービスエリアではなかった場合は次のダークファイバー系回線での選択へ進んでください。

北陸電力

北陸電力のサービスエリアは富山県、石川県そして福井県東部の3県です。この3県では残念ながら電力系の回線の一般利用はされていないようです。次のダークファイバー系回線での選択へ進んでください。

関西電力

関西エリアにお住まいの皆さん、お待たせいたしました。関西電力のサービスエリアは大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県そして福井県西部、三重県南部、岐阜県の一部です。関西電力からはeo光という独自光回線を提供しています。関西電力管内にお住まいの方はまずこちらでサービスエリアかどうかの確認することをお勧めいたします。

私自身も大阪に住んでいてeo光を10年以上使わせてもらっていますが、他の回線に変える気にはなりません。皆さんもお試しください。しかし残念ながらeo光のサービスエリアではなかった場合は次のダークファイバー系回線での選択へ進んでください。これを書いてるときに思いつきました。今私が自宅で使用している回線はこれしかないので、皆さんへのご参考としてちょっと速度テストをしてみました。使用したサイトはみんなのネット回線速度で、環境的には、回線はeo光の1G回線で、ISPからのレンタルルータを使用しています。家庭内では、Ciscoの1Gスイッチが2台カスケードしてISPルータまで有線接続しています。パソコンはブログ用のあまりスペックの高くないDELLラップトップでネットワークインターフェースは1Gの口で、メール、ブラウザ、LINE、WSL、Tera Term など、普段そのままの状態で、ベンチマークテスト仕様にはしていません。

これを書いている段階で、eo光は直近3か月の平均速度で大阪2位の速度だそうです。このみんなのネット回線速度サイト、非常によくできたサイトなのですが、残念ながら回線速度プラン別の統計を取ることができず、100M、1G、2G、5G、10G等々回線が混在しており、プロバイダごとの結果の数値しか取り扱えません。同じ 700Mbps の速度でも、1G回線での700Mbpsと10G回線での700Mbpsはネットの品質としては全く異なるものになるはずなのです。残念。ただ、これらが混在した結果としても、大阪の光回線の平均値の426.67Mbpsと比べると、ほぼ倍近い品質と考えることができます。結果の下部の評価の部分をわかりやすく書き直すと、NetFlixやAmazon Primeなどの最高画質動画をストレスなく見ることができて、YouTubeなどの大きな動画も短時間でアップロードすることができるということです。何故変えたくないかお分かりいただけるかと。。一応夜の一番混んでいるであろうと思われる金曜日の23時くらいにも計測してみました。ご参考まで。

中国電力

中国エリアにお住まいの皆さん、お待たせいたしました。中国電力のサービスエリアは岡山県、広島県、鳥取県、島根県そして山口県の5県です。中国電力からはメガ・エッグ 光ネットサービスという独自光回線を提供しています。中国電力管内にお住まいの方はまずこちらでサービスエリアかどうかの確認することをお勧めいたします。

残念ながらメガ・エッグ 光ネットサービスのサービスエリアではなかった場合は次のダークファイバー系回線での選択へ進んでください。

四国電力

四国エリアにお住まいの皆さん、お待たせいたしました。四国電力のサービスエリアは香川県、徳島県、高知県そして愛媛県の4県です。四国電力からはピカラ光サービスという独自光回線を提供しています。四国電力管内にお住まいの方はまずこちらでサービスエリアかどうかの確認することをお勧めいたします。

残念ながらピカラ光サービスのサービスエリアではなかった場合は次のダークファイバー系回線での選択へ進んでください。

九州電力

九州エリアにお住まいの皆さん、お待たせいたしました。九州電力のサービスエリアは福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県そして鹿児島県の7県です。九州電力からはBBIQ光サービスという独自光回線を提供しています。九州電力管内にお住まいの方はまずこちらでサービスエリアかどうかの確認することをお勧めいたします。

残念ながらBBIQ光サービスのサービスエリアではなかった場合は次のダークファイバー系回線での選択へ進んでください。

沖縄電力

沖縄電力では残念ながら電力系の回線の一般利用はされていないようです。次のダークファイバー系回線での選択へ進んでください。

ダークファイバー系回線

インターネット接続でダークファイバー系というと、未使用のNTT光回線を使用した光インターネットを指します。使用中のライトファイバーから独立している分、独自回線系に似ていて、混雑する要因があまりありません。これは独自回線系の次にお勧めの光回線です。ただ、キャリアとプロバイダが異なりますので、問題解決までにかかる時間は光コラボ系とほぼ同じ程度かかると思われます。

ダークファイバー系に分類される光回線はauひかりかNURO光が知られています。auひかり回線はネットワークの末端部分をNTTのダークファイバーを利用しているのですが、幹線部分はKDDIの光回線を使用しています。逆にNURO光は全てNTTのダークファイバーを利用しています。みんなのネット回線速度によると、若干NURO光の方がよい値になっているようで、ほぼ誤差程度の差です。ただ、この若干というところが曲者くせもので、auひかりの回線速度は最大10Gなのですが、東京近郊4県以外では最大1Gであるのに対して、NURO光は2Gとなっています。全国的に見たら1Gがほとんどだと思えます。ネットワーク管理者だった私の眼にはauひかりのネットワークの方がコスパが良いように映ります。いずれもダークファイバーという未使用の回線を利用している分、光回線全体からみた平均的な速度と比べると相当良い値となっています。逆に、ダークファイバー系回線は未使用の余っている回線を使用している事より、どこでも利用できる回線ではないので、とにもかくにもサービスエリアかどうかの確認を行う必要があります。以下のリンクからご確認いただけます。

これとは別に中部電力管内にお住まいの方には、独自回線のサービスエリアでなくとも、ダークファイバー系回線としてはサービスエリアである場合があります。ですので、中部電力管内にお住まいの方はこちらのチェックもお試しください。回線としてはauひかり回線となります。

不運にも独自回線系に引き続き、ダークファイバー系回線もご利用になれない地域にお住まいの方は、次の光コラボ系回線にお進みください。

光コラボ系回線

これはNTTのライトファイバーをレンタルで使用しているプロバイダです。基本的なネットワークのパフォーマンスは、同じ回線を使用していますのでフレッツ光系と同じです。ただ、ライトファイバーをISPとして借り受けていますので、我々ユーザから見るとインターネットの契約はISPの契約だけに見えます。ISP契約すると光回線がついてきた感じのサービスです。我々から見たインターネット関連の窓口はISPのみなので、問題の切り分けはISPでやってくれます。が、内部的にISPからキャリアに対してチケットを作成して、人的リソースを割り当ててもらってからの解決になりますのでそれなりの時間がかかることになります。光コラボ系の回線のサービスエリアはフレッツ光回線のサービスエリアと同じになるはずです。ただ、プロバイダとして借り受けているネットワークの経路がご自宅近くまで来ているフレッツ光回線を含んでいるかどうかで、使えるかどうかが決まってきます。いずれにしても、公式サイトからサービスエリアの確認を行ってもらうのが確実な方法です。光コラボ系光回線の数は結構ありますが、基本的にはフレッツ光系と同じパフォーマンスなので、それこそキャッシュバックなどの特典、電気や電話、テレビなどの契約を一緒にして毎月の月額割引率を勝ち取るなどで自分にとっての優位性を得ることができるプロバイダを選べばよいと思います。代表的な公式サイトへのリンクを張り付けておきます。

フレッツ光系回線

さて、最後のフレッツ光系サービスですが、これが日本で最も一般的な光インターネット回線となります。基本的には、電気屋さんで1つのインターネットを注文すると、回線契約とプロバイダ契約を別個・・行う必要があります。開通後も、ISPに対してネットワークが遅いとクレームをつけると、あぁ、それは回線業者のNTTにご連絡くださいと返り討ちをくらいます。ですので、光回線を問題なく快適に使用するにはそれなりの技術的な知識が必要となります。私からすると、他の3つのオプションが使用できないときの最終兵器と考えています。最も一般的な接続方法はPPPoE方式ですが、比較的新しい方式にIPoE方式があります。PPPoE方式はIPv4ネットワーク上での接続方式で、ご想像通り混んでいるネットワークです。対して、IPoE方式はIPv6ネットワークでの接続方式で、こちらの込み具合の方がずっとましになっています。ですので、利用可能であればIPoEの方をお勧めいたします。フレッツ光を提供してくれる会社はいくつかありますが、各社それぞれ独自の割引や得意のプロバイダがあります。とりあえずIPoE接続を提供してくれる代表的な会社へのリンクを張り付けておきました。